大善寺-国宝建築物

国宝建築物の紹介。歴史を探訪します。

大善寺(だいぜんじ)

大善寺 本堂(薬師堂) 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559 35.657168,138.74304

本堂(薬師堂)




大善寺(だいぜんじ)

宗派は真言宗智山派、山号は柏尾山、本尊は薬師如来である。

寺伝では養老2年(718年)、行基が甲斐国柏尾山の日川渓谷で修行した時に、夢の中に葡萄を持った薬師如来が現われ、満願を果たし、葡萄を持った薬師如来像を建立したことが当寺の起源であるとされている。

本堂(薬師堂)
寄棟造、檜皮葺。鎌倉時代の本格的密教仏堂。内部の柱に弘安9年(1286年)の刻銘がある。屋根は寄棟造(正面から見た屋根形が台形を呈する)であるが、大棟(台形の上辺に当たる部分)が極端に短いのが特色である。ただし、この屋根形式は江戸時代の修理によるもので、建築当初からこのような形であったかどうかは定かでない。堂内の厨子は堂よりやや遅れて文和4年(1355年)の作。